ぐちり庵は、気軽のお越しいただけるカウンセリングセンターです。

熊本県菊池市七城町蘇崎114 TEL:0968-41-6431 FAX:0968-41-6432
携帯電話080-2797-4551
どんなことでも、お気軽にご相談ください。

園田のひとり言

令和3年10月

 

 ぐちり庵を開設して、丸6年が過ぎました。開設以来ずっと考えてきたことがあります。
「それは、カウンセリングで何をしたいのか。ぐちり庵のカウンセリングで何をしたいのか。」
はじめは、「カウンセリングで悩んでいる方の重い気持ちを軽くしたい。」でした。ですので、カウンセリングを終え「楽になりました。」と帰るお客様に、少しは力を貸すことができたと、安堵していました。
しかし、心の片隅で、何かが足らないと感じていました。その何かを考え続けてきました。そして、私がカウンセリングで提供したいのは、「ただ単に楽になることではなく、カウンセリングを通して未来に向かっていく力を取り戻してもらうこと。」だと思いいたりました。
私は幼いころから、毎日が理想と現実の矛盾に包まれているように感じていました。いつも親や大人の顔色を見ながら過ごし、期待される自分を演じ、生きづらさを感じていました。それは大人になっても続き、自分らしさを発揮したいと思いながらも、自分らしさを見出せない状態に陥っていました。そんな時、カウンセリングに触れるチャンスを得ました。
それは研修という学びの場ではありましたが、「だれかに心のもやもやや、その時の思いを話すことで、自分が変われる。」という体験をしました。研修を重ねるごとに、気持ちがどんどん楽になり、自分を見出し、自分の生き方を見つけることができました。そして、カウンセリングを通して、悩みごとの解決や心を穏やかにすることで、自分らしい生き方ができるようにお手伝いしたいと思い、2015年9月に菊池市七城町にカウンセリングセンターぐちり庵を開設しました。子育てや、家庭生活での悩み事、進路相談や人間関係の相談など幅広く対応しています。誰かに話して、気持ちを軽くしたいと思われているあなた、連絡をお待ちしています。いえ、大人だけでなく私のように生きづらさを感じている小さな方の相談にも対応します。
事務所は、熊本県菊池市七城町蘇崎114、自宅(古民家)の2階にあります。大きな布看板と赤い車が目印です。
検索でぐちり庵にたどり着いたあなた。せっかくですから、ぐちり庵のカウンセリングを試してみませんか。自分の力を信じ、自分だけの人生を歩くことを愉しむお手伝いをしたいと思っています。

 

 

令和3年7月

 6月20日夜、緊急入院する事態に陥ってしまいました。
友人と出かけた帰り、突然車の操作方法がわからなくなり、駐車場で立ち往生。左手にわずかなしびれ感を感じ、脳梗塞?脳出血?TIA(一過性脳虚血発作)?と疑い、友人に付き添われ救急外来を受診。
輸液ルートを確保され、頭のMRI検査を受けましたが、幸い異常なし。しびれの症状も消失し、「何だったんだ?」と思っていたところ、異常に血圧が高く下がらず、検査目的で入院することになった。入院前の検査で、心電図を取ったところ心筋梗塞??と思うような波形がみられ、「もう、どこも何ともないけどなあ・・・・・」と思いながら、付き添ってくれた友人や夜中近くに集合させられた先輩、家族に見送られストレッチャーのまま循環器病棟の観察室へ。
翌朝の診察時、「何かショックを受けるようなことはありませんでしたか?」と聞かれたが思い当たるようなことはなし。「日々の小さなストレスはあったと思いますが…。思い当たるようなショックなことはありません。」と返事。それから、つらつらと考えた。「まさかねえ・・・。」一つだけ思い当たることがあった。実はその日、友人とさだまさしさんのコンサートに行ったのです。コロナ対策が万全にとられ、声を出さない、立ち上がらない等のルールの中での開演。さださんはもちろん、バンドの皆さんもカッコよく素敵で、最高のパフォーマンス!!今思い出しても、ドキドキする~!今回は、アンコールのおねだりもせず、行儀よく整然と会場を出、余韻に浸りながら帰路についたのです。
主治医に、伝えてみた。一瞬「え~!?」という顔をされたが、しばらくして「ん~・・・それかもですね。」と。そして、「そんなにさださん好きですか?」「ハイ大好きです!!」
原因も分かったのでこれで帰れると思ったが、予定通り心臓カテーテル検査をして、「たこつぼ型心筋症」という診断名をもらい退院した。
今回の緊急入院を通して反省することがある。それは、ストレスに対するセルフケアを疎かにしていたこと。日々の小さなストレスをないがしろにしていたために、さださんのコンサートという喜び系のストレスが引き金になり、健康障害を起こしたのだと思う。今までの病気体験が、「喉元過ぎれば熱さを忘れる。」になっていたのだと反省する。セルフケアの大切さを改めて感じた出来事だった。
ご迷惑とご心配をおかけした皆様、本当にすみませんでした。

 

令和3年3月

 あれよあれよという間に、日々が過ぎ去っております。春の気配を感じる今日この頃・・・というより、もう春ですね。コロナの感染拡大も落ち着かぬまま、3月になってしまいました。日々が過ぎるのは早いなと感じる今日この頃です。これは、「私が年を取ったということなのかな」とも思う、今日この頃でもあります。
さてさて、子ども達も仕事を始めて3年目(息子)と2年目(娘)に入りました。始めた時と少しずつ事情が変わり、それぞれ軌道修正しながら進んでいるようです。二人とも、自分の力を日々確認し、自信に繋げながら進んでいるようです。これもひとえに、先輩方やお友達、利用してくださるお客様のおかげだと思います。ありがとうございます。 
      初めのころは、はらはらしながら関わっていた自分がいましたが、二人ともプロとしての自覚を持って歩き始めているので、口出し手出しはせずひたすら応援するのみです。
私自身も自分のすべきことをおろそかにせず、進めていこうと思います。

 

令和2年10月

 暑い暑いとぼやいていたら、いつの間にか肌寒い季節になっていました。
ぼーっとしていたので衣替えもしておらず、日々「何を着よう~⁉」と慌てています。
骨折して、半年がたちました。健康のありがたさをつくづく感じた日々でしたが、健康の面白さも同時に感じた日々でした。骨折当初は、「しくじった・・・・・」「バカなことをした・・・・・」と後悔し、早く治れと祈り、リハビリして早く元に戻ろうとあがいていました。しかし、思った以上に華麗なる(加齢なる)変化を遂げていた体は、思うように回復せず、走ろうとしても走れず、「もう走ったりできないんだなあ」「歩けるだけで有難いと思おう」と諦めたりもしました。骨折2カ月後から早歩きや走る練習も始めたけれど、一向に走れるようにならなかったからです。「これで良し!」と、寄る年波に抗わず過ごすようになってふと気づくと、小走りに走っている自分がいました。その時思いました。どんなに早く良くなろうと思い努力しても、時期が来ないとそうならないんだなあと。体もそうだけれど、心も同じじゃあないだろうか。体も心も、怪我したり疲れたりした時は、必要な分しっかり労わらないといけないのだなあと感じたしだいです。

 

事務所移転のご案内

事務所移転のご案内
カウンセリングセンターぐちり庵は、令和2年4月1日より、熊本県菊池市七城町蘇崎114に移転しました。旧事務所より前の信号から、西に800M進んだ右手の民家になります。目印は塀沿いにあるパテスリーメテオール(田舎のお菓子屋さん)の看板と、軒下にかかる布看板です。
   入り口が少々入りにくさがありますが、中型トラックも入れますので、ゆっくり入ってきてください。 カウンセリングの部屋は、玄関を入ってすぐの階段を上がっていただくと右手にあります。ご家族やグループでのカウンセリングをご希望の場合は、1階の座敷等で対応させていただきます。ご予約の際にお知らせください。
 「親戚の家に立ち寄る。」そんな気持ちでご利用いただけると幸いです。
熊本県菊池市七城町蘇崎114

令和2年10月

 暑い暑いとぼやいていたら、いつの間にか肌寒い季節になっていました。
ぼーっとしていたので衣替えもしておらず、日々「何を着よう~⁉」と慌てています。
骨折して、半年がたちました。健康のありがたさをつくづく感じた日々でしたが、健康の面白さも同時に感じた日々でした。骨折当初は、「しくじった・・・・・」「バカなことをした・・・・・」と後悔し、早く治れと祈り、リハビリして早く元に戻ろうとあがいていました。しかし、思った以上に華麗なる(加齢なる)変化を遂げていた体は、思うように回復せず、走ろうとしても走れず、「もう走ったりできないんだなあ」「歩けるだけで有難いと思おう」と諦めたりもしました。骨折2カ月後から早歩きや走る練習も始めたけれど、一向に走れるようにならなかったからです。「これで良し!」と、寄る年波に抗わず過ごすようになってふと気づくと、小走りに走っている自分がいました。その時思いました。どんなに早く良くなろうと思い努力しても、時期が来ないとそうならないんだなあと。体もそうだけれど、心も同じじゃあないだろうか。体も心も、怪我したり疲れたりした時は、必要な分しっかり労わらないといけないのだなあと感じたしだいです。

 

令和2年8月

 骨折から早3カ月が過ぎた。もう、ほとんど生活に支障はない。
2カ月を過ごす頃は、まだ左足の付け根が引っ張られるように痛かった。少しづつ痛みも減り、今は、ほとんど痛みもない。99.9%の回復が実感できるようになった。人間の身体は、本当によくできていると思う。回復すると、自然と元のように動けるようになってくる。不思議だ…と思う。
 前回のHP書き換え後、先輩や知人から電話が入った。「大丈夫?」えっ!?なぜご存じ?と思ったら、「ときどきHP見てますよ!」と。ありがたいなあとしみじみ思いました。もう、全快したも同然なので、皆様にご心配おかけした分これからお返ししていきます。
 さて、あっという間に8月も中旬に差しかかっている。柿の花が咲いていたなと思ったら、いつの間にか青柿がたくさん枝を揺らしている。うわー!もう秋の準備、完了じゃない!?
いつも、季節の移ろいに後れを取っている。まあ、転ばない程度に季節を追いかけて、これからの時間を過ごしていこうと思う。

 

令和2年4月

 4月29日。不覚にも転倒し、けがをしてしまった。体の向きを変えようと右に体をひねったところ、下半身が何かに引っ掛かり?転んでしまった。 「あれっ?」と思ったときには、大地に寝そべっていた。右ひじをついたのと、右の腰を打ち大きく骨盤が揺れ、直後に大腸が大きく揺さぶられた感じがした。近くにいた家人が慌てている。「しまった!腰をやったかも。」と思いながら、「だいじょうぶ、だいじょうぶ・・・。」と立ち上がる。痛みはない。どこをぶつけたのだろうと思いながら歩こうとするが、歩けない!?なぜか腰に力が入らない。んんんんん・・・・・と踏ん張ると、そろりそろりと歩が進む。「抱っこしようか?肩貸そうか?」と息子。「それはいいから!」「整形外科の当番医を探して!」「やっぱ、肩貸して!」そう。その日は祝日!?夫に病院を探させ、受診。なんと骨盤骨折!!恥骨という骨盤の一部。入院するかと聞かれたが、新型コロナウィルスの感染拡大のさなか、入院生活の不自由と自宅療養の自由を天秤にかけ、松葉杖をお供に帰宅した。
  痛みに弱い私は、帰るや否や痛み止めを飲み、松葉杖を頼りに療養環境を整える。よーし環境は整った。ゴロゴロしたまま日常生活が送れる。だがしかし、だんだん痛いところがわかり始める。寝返りを打とうとするが、体が言うことをきかない。それどころか、ちょっとしか力を入れていないのに骨折部周辺が痛~い。尾底骨のあたりに体重がかかり、尻が痛い。床ずれはこうやってできるのか・・・・・。痛み止め追加。そんな日々を1週間過ごした。
 「あれ、骨折部周辺の痛みが激減。」動きも少し良くなる。よしよしと受診。骨折部のずれはなし。自宅療養続行!!
  少しずつ痛みの部位が限局する。動きも2週間たつとかなり良くなった。しかし、痛いところが・・・・・杖を突いて歩こうとすると、左の足の付け根の奥が引っ張られるように痛くなる。「他もやってしまったな」と3週目の受診時に報告!「ん・・・・思わぬ力が加わるからね・・・・」診てもらうと骨盤の後ろにも骨折線が!痛いはずだわ~。こちらも治りかけているのがわかり、そのまま自宅療養続行!
  日にちが薬とはよく言ったもので、1週間ごとに体が治っていくのが実感される。しかし調子に乗ると3歩進んで2歩下がる状態に!娘に叱られながら、おとなしくしていると、4週目を過ぎたころから杖も片方でいいようになった。2階への上り下りも、どうにかできるようになり、パソコンも使えるようになった。
  毎度のことながら、病気やけがをして改めて健康であることのありがたみがよくわかる。それと同時に、人間の体って精巧にできているなあと、つくづく感心する。だれが作ったのだろう。作ってくれた人にお礼が言いたい。

 

令和2年4月

 ついに四月になりました。新型コロナウィルスの侵略が気になるところですが、手洗いと手指の消毒、マスクの装着、栄養補給と十分な休養を取り、免疫力を高めておきましょう。
 さて、4月1日からぐちり庵は、自宅に事務所を移しました。ホームページの更新等遅れておりますが、住所は、熊本県菊池市七城町蘇崎114になります。今までの事務所から西にまっすぐ800M進んだ、右手の民家になります。息子の部屋を乗っ取って、カウンセリングを継続していきます。御用の方は、親戚の家に遊びに行く感覚で、気軽においで下さるといいなと思っています。
固定電話やFAX、携帯の番号は変わりませんので、いつでもお電話、FAXでご連絡ください。
これから温かさが増しますが、新型コロナウィルスの影響もどうなるのか気が抜けません。気を緩めすぎないで、予防対策を確行していきましょう。

 

令和2年3月

  さて、カウンセリングセンターぐちり庵を作って、今年の9月で丸5年になる。これまで、いろんな方のお話を伺ってきた。皆さんの思いを伺うと、悩みや迷いに大小はないのだと改めて思う。悩みや迷いの大小の基準とは何だろう。そもそも悩みや迷いは、人と比べるものではない。その人にとって、その思いを抱えることがどのような意味を持つのかが大きく影響すると思う。だから、その人が、その思いや状況から解放されたいと思われるなら、誰かに相談されるといいと思う。その誰かの一人に、ぐちり庵を入れて頂けるなら、ありがたいと思う。 計画的に過ごす3月と言っていたのに、もう3月も中旬に差しかかった。計画的どころか、相変わらず後手後手にまわっている。人間そう簡単に変わるものでもないなあと、あらためて思う。
 さて、カウンセリングセンターぐちり庵を作って、今年の9月で丸5年になる。これまで、いろんな方のお話を伺ってきた。皆さんの思いを伺うと、悩みや迷いに大小はないのだと改めて思う。悩みや迷いの大小の基準とは何だろう。そもそも悩みや迷いは、人と比べるものではない。その人にとって、その思いを抱えることがどのような意味を持つのかが大きく影響すると思う。だから、その人が、その思いや状況から解放されたいと思われるなら、誰かに相談されるといいと思う。その誰かの一人に、ぐちり庵を入れて頂けるなら、ありがたいと思う。

 

令和2年2月14日

 令和2年を迎えたと思ったら、もう2月も半ば。行く一月、逃げる2月とはよく言ったものです。あと半月、気合を入れて逃がさないように、日々しっかり楽しんでいきたい‼と思います。
 さて令和2年に入り、私の身辺ではいくつかの変化が起こっています。一つは子供たちの生活の変化。長男のいちご農家1年生生活も、どうにかこうにか軌道に乗り、あたふたしながらも前に進んでいます。私は、前ほどは畑に出向くことはありませんが、長男の動きを見ながら、いちごのパック詰めの作業に加わったりしています。長男夫婦は、いちごの摘み取りと苗の手入れに日々追われています。二人ともよく働いています。夫も昨年末から毎日いちご畑に駆り出されています。
 長男の傍らで、手伝いをしていた長女は、年末から一気に火が付き、自分のやりたいことに向かって活動を始めました。小さいころから、ケーキ屋さんになると言っていたのですが、兄のイチゴを使ってスイーツを作ろうと思い立ったのです。決めたら、パワフルに行動し、市役所や保健所に通い、工房を立て始めました(建てているのは、大工さん)。近々オープンの予定です。
 二人の子供を見ていて面白いなと思います。二人とも、「将来何になろう、成れるのかな」と思い悩んでいた時間は長かったのですが、それが見つかったら、そんな力どこに隠していたのかと思うほど計画的・行動的に動き、親は只々驚くばかりです。裏を返せば、それくらい本人たちはしっかり悩み、考えていたのかもしれませんね。おかげで私は、自分の人生プラス、子どものそばで疑似体験させてもらって、毎日ワクワクしています。
 さてさて私のほうは、事務所の移転を考えています。自宅に事務所を移します。自宅の空き部屋を使って、カウンセリングを続けていこうと、私もほんの少しですが変化の時を迎えます。

 

令和元年6月1日

  ぐちり庵に戻って、はや2ヶ月。少しづつ前に進んでいるかな。事務所には、ほとんど毎日出ているが、タイミング悪く電話対応が出来ない事もある。着信を確認すると、非通知。「あ~!ごめんなさい。電話取れませんでした。」折り返しの電話が出来ない。これは、結構つらい。
 なぜなら、カウンセリングについて何らかのアプローチをしたいと思い電話連絡してこられたと、私が想像するからだ。問い合わせホームも同じで、何も書かずに送信してこられる方がおられる。せめて相談内容が書いてあれば、ホームページ上で対応できるかもしれないのにと思う。折角、迷いに迷った末に多大な勇気とエネルギーを使って、電話や問い合わせホームでのアプローチを試みられるのなら、非通知の電話や未記載のメールを送信するのではなく、こちらから連絡できる余地を残しておいてほしいなと思う。折角使った勇気とエネルギーを有効に使えるように、あとひと踏ん張りしてみませんか。 カウンセラーの顔が見えないから、不安だとは思うけれど、あとひと踏ん張りの勇気を出してください。そうそう、私、来客中には、電話に出ない事もお伝えしておきます。だから、非通知と未記載メールの送信は、止めてくださいね。
 ちなみに私、58歳のおばちゃんです。元看護師。カウンセリングって、とても大事だと思いこの仕事を始めました。偉そうなことは言いません。下手なアドバイスもしません。あなたの思いをしっかり受け止める覚悟はあります。よろしくお願いいたします。 伝わるかな。

 

令和元年5月27日

 いよいよ、息子が、本格的に農業を始める。目指すはイチゴ農家。今年、4月に研修を終えた。
息子は、ここにたどり着くまで、「俺、何がしたいのかわからない・・・・・。」と言い続けていた。大学を卒業し、就職したにもかかわらず。自分探しに少々時間を要したようだ。「俺、農業するけん。」と家族に宣言してから、著しい成長の日々。研修は、土日もなく少々体調が悪くても出勤。以前は、きついの、休みが無いの、給料が安いのとぼやいていたのに、一切文句を言わなくなった。
目的があるということは、すごいことだなと思う。息子の人生の中で、一番勉強もしている時期だと思う。
つい先日、息子に畑に呼びだされた。いつもの作業かと、畑へ。だが、ハウスの中に息子の姿は無い。「母ちゃん、上がってきて!」????? 声のする方を見ると、連棟のハウスの屋根の上に息子が・・・・・。約2mの高さのハウスの上での作業だったのだ。「いやだ。」「大丈夫て。」「怖いけんいやだ!」「時間もったいないけん早く!」「そことそこに足かけて。」10分ほどのすったもんだの末、58歳にして初めてハウスの上で作業する羽目に。息子には今日の作業予定があるので、初めてだろうと、58歳だろうとやってもらう!と決めていた様子。これもまた、息子の成長の一つなのか。これからまだまだ未体験ゾーンは続きそうだ。

 

令和元年5月1日

 時代が平成から令和に変わった。昭和から平成に変わった時は、昭和天皇崩御直後だったため、とても複雑な感情を感じていた。だが、今回の移行は、平成天皇の生前ご退位、令和天皇のご即位であったので、素直に喜んだ。平成天皇には、感謝の気持ちをささげ、令和天皇には新たな時代の幕開けと希望を感じている。新たな時代は、私たち国民も共に歩み築いていくものだと思う。佳い時代にするために自分のなすべきことをやって行こうと思う。
 さて、ぐちり庵は、4月から平日も営業することになった(元に戻っただけ)。理由は、もう一つの仕事に追われているうちに、ぐちり庵の中が立ち行かなくなってしまったからだ。 二つの仕事の掛け持ちは、なかなかハード。最初の頃は、気合が入っていたからか、どうにかこうにか回していたが、だんだん計画から遅れだすようになった。ポスティングに行けない、チラシが書けない、出せない、ひとり言もつぶやかない。カウンセリングは土日だけ。「これはまずい!!」と、手伝いを昨年度で辞めることにした。
 周りの人は、ぐちり庵が本業だと思っていない。収入になる仕事の方が本業だと認識している。私にとっては、稼げていようがいまいが、ぐちり庵が本業。せっかくチラシを配布し少しずつ認知してもらえるようになってきたのに、このままでは本末転倒。
 仕事に対する考え方はいろいろあると思う。私は、仕事は、自分の人生を豊かに生きるための道具の一つであって、収入を得るためだけのものではないと思っている。(収入はないよりあったほうがいいけれど・・・)
 ということで、4月からぐちり庵の仕事一本に戻った。二年の間に、進路相談員としてそれなりの成果も出た。成人の進路相談や就職相談、子育て相談等色々な経験をさせていただき、カウンセリングという仕事の幅も広がったと感じている。これからは、それらを糧にカウンセラーとして精進を続けていきます。ぐちり庵に興味関心をお持ちの皆様、改めて宜しくお願い致します。

 

2018年11月22日

最近ふと気づいたことがある。私は、二人の子どもに、それぞれの人生を疑似体験をさせてもらっているなあと。私の人生と子どもの人生は、別々のものではあるけれど、二人の気持ちや考え、体験してきたことを聞き理解し、それぞれと行動を共にしたりすると、子どもの人生の一部を体験させてもらっている感覚になる。私の人生はもちろん愉しいけれど、子どもの人生の一部に触れると自分のことのようにわくわくする。子どもたちとの、日常の中での共感とでもいうのかな。ちょっと、得した気分になる。

 

2018年11月9日

息子が、「農業をする!」と宣言し、農家での研修を受けるようになって半年が過ぎた。「今、何ばしよっと?」と聞いても、「別に~。」。「楽しい?」「うん。」「教えてくれる人は、どんな人?」「お父さんぐらいの人。」で会話が終わる。「おーい、大丈夫か~?」と思いながら見守っていた。
夏前から、中古のビニールハウスを譲り受けたりと、動きが出てきた。ハウスの解体、移動を当初は一人でしていたが、父親に手伝ってくれるよう交渉し、土日二人で作業をするようになった。9月に入り、日没も早くなった。そんなある日、「母ちゃん、手伝ってくれん?」「え~っ!母ちゃん非力だけん無理!」「立っとくだけで良いけん(良いから)。黙々と一人でする作業は、きちい(きつい)とたーい。」「ふーん、立っとくだけならよか(良い)よ~。」と、着替えて軽トラに乗り込んだ。現場につき、息子が作業を始める。約束通り立って見守る私。「お母さん、ちょっとそっち支えて。」「はいはい。」「お母さん、それ、悪いけど軽トラに載せて。」「あっ、これ?はいはい。」気が付くと、いい感じに息子に動かされている私。「お母さん、出来るった~い。」「あら、そうお。」しまいには、息子と二人で大きな鉄製の網を、10枚ほど軽トラに載せて運んでいた。「かあさん、明日もよろしくね。」「え~っ?」「だって、コツせっかく掴んだし、タイミングも合うし。」「そだね~。」それから、土日の多くを家族と私の弟で作業をしている。息子は、上手に初老の3人を動かしながら、作業を進めていく。
人間、やりたいことに気が付くと大きな力を発揮し成長するものだなあと、息子の姿を見ながら実感している。

 

2018年10月22日

  先月、9月22日、23日、ヘルスカウンセリング学会に参加した。参加するたび、刺激を受けて帰ってくる。どこから刺激をもらうのかあまり考えたことはなかった。
刺激の一つは、めったに会えない会長の講義を受け、理論だけではなく、会長の思いを受け止め、参加者と共有することが出来るからだと思う。
この学術大会の面白い所の一つは、招聘する講師陣だ。宇宙を研究している方だったり、学校経営者だったり、一見ヘルスカウンセリングとは縁の薄い分野の方々である。1時間の持ち時間で、それぞれの専門家が、素人に近い参加者に向かって、分かりやすように心を砕きながら講義をされる。「へー・・・」「そうなんだー・・・」と小学生レベルの頭で、私は必死に受け止める。でも途中から、あ!!ヘルスカウンセリングの事とつながってくる。「へー・・・」が「なるほどー!」「それでそれで?」に変わる。参加するたびに、少し自分が進歩したように感じる。

 

2018年9月17日

 今、ぐちり庵の仕事以外に、某企業の進路相談員の仕事を行っている。主に20代から50代にかけての職員を対象に、九州一円の支店を巡回していく。なかなかハードな仕事だ。
進路相談の中身は、今の仕事でのキャリアアップや配置換え、転職・退職、子育て、介護、ライフワークバランス、ライフプラン、マネープラン等々、多種多様だ。即答できることもあれば、時間を頂き後日対応する事態に陥ることも多々ある。何とも頼りない進路相談員だ。
 一人30分から50分かけて話を伺う。当初は、「何を話したらいいのか・・・」「やりたいことがわからない・・・」「このままでいいのか・・・」と言っていた人が、帰る時には、「何となく将来像が見えてきた。」「今できていることがはっきりしたので、次にどう進むかを考えたい。」と変化する。
なかなか興味深い仕事だと思う。少しは、役に立っているのかなとも思う。でも心の中で、「私が目指しているものとは違う」とも感じている。

 

2018年9月1日

今年の夏の暑さは、凄かった。台風の数も多かった。今までにない猛暑酷暑だった。
全国を見るとあちらこちらで、土砂崩れや水害など大きな被害がありました。人は、異常気象というけれど、本当にそうかなと思う。異常って、何を基準にしているのだろう。それは、私達が今までに体験したもの、知っていたことと違うということではないのだろうか。
そもそも、地球が生まれて46億年。恐竜が存在したのは、2億5100万年前。猿人類が生まれたのが、700万年前。ホモサピエンスが生まれたのが20万年前。と考えると、人間が知っている地球は、地球の歴史からすればほんの一部。ましてや、私が生きてきた57年なんて・・・・・。
こう考えると、人間が一年は同じようにめぐってくるという考えは、少し違うのかもしれない。

 

2018年4月20日

 昨日から今日にかけて寒かった~!!冬に逆戻りしたかのようだった。これが寒の戻りというやつ。春になるのも、冬になるのも三寒四温で移行するけれど、せっかく暖かくなったのにちょっと理不尽に感じる。
 でも周りに目を向けると、確実に春になっている。柿やモミジの木に若葉が芽吹き、梅の木には小さいけれど実がついている。桜が終わってがっかりしたが、後を追うようにフジやサツキが一気に色とりどりの花を咲かせ始めている。春の訪れを待ち構えていたかのようだ。こんな景色を見ていると、「ようし!がんばるか!」と思えてくる。 春という季節に、生きるエネルギーを感じているのは私だけだろうか。
 そうそう、春を連れてツバメもやってきた。我が家の納屋の梁を物色している。どこに新居を構えるのか。それによっては、車の駐車場所を変えなければいけない。早く決めて。
 先ほど、菊池市の家具屋さんの前を通ったら、ショーウィンドウにツバメが!?店主に尋ねると、「そうなんです。入ってきたはいいけれど、出口がわからないみたいで。」「どうしたものですかね、3羽も・・・・・」と穏やかに見守っておられた。春のうららかな一場面を見た気がした。心が和んだ。

 

2018年3月30日

 あああああー”!!もう4月が目前に迫っている!何てことだ!!2月・3月のつぶやきが・・・・・まあ、こんな時もあるさ。(自己弁護)
忘れていたわけではないのです。ちゃんと覚えていて下書きもしていたのに、更新依頼を忘れたのです。なんででしょうね。歳のせい?年度末の忙しい雰囲気にのまれて、右往左往してしまったのです。あーーー!50も半ばも越えたのに・・・・・ もっと落ち着かんかい!!と自分にはっぱをかける今日この頃です。(でも、こんな自分も好きです。)
2月はこんなこと書いていました。証拠の品として載せておきます。
「先日、娘のお雛様と、私のお雛様を座敷に飾った。 娘のお雛様は、じいちゃん(父)が奮発して買ってくれたもので、7段飾り。台を組み立て、「これはどこ?」「あれ、ちょっと違うか?」とどのつまりは、「まあ、いいか!」と1時間ほどかかって飾り付けた。
私のお雛様も、父が当時の給料2か月分を投入して買ってくれたものだ。小ぶりであるが、三人官女と5人ばやしもいる。ただ5人ばやしの髪はまだらに禿げ、お囃子の道具は一つもない。3~4歳頃の記憶では、私がお雛様をおもちゃのように扱っていたため、このような状態になってしまっている。その時は「動かない人形に道具はいらない。」と思い、2階の窓から投げ捨ててしまった。 娘が生まれて毎年お雛様を飾る度、父や母がどんな願いを込めて雛人形を買ってくれたのだろうと想像する。きっと今の私が願うように、健やかに美しく育てと願っていたのだろうと思う。」
さてさて、2月・3月は、ぐちり庵以外の仕事で集中的に出張することがありました。九州管内を赤い86で慌しく移動しました。宿泊することもありました。ぐちり庵でも86は看板代わりになっていますが、行く先々でも目印になっています。
去年の4月から、「進路相談員」という仕事を掛け持ちしています。転職や退職を考えている方々と、その方がこれから進む道を一緒に考えるサポート役です。どんな仕事に興味があるのか。今までどんなことを頑張ってきたのか。楽しかったことはどんなことか・・・・・などを掘り起こして、一緒に将来の進む道を探します。色々な年齢層の方々の色々な考えを聴くことが出来ます。自分の事に重ねあわせたり、子どもの事に重ねたりすることもあります。これといったアドバイスはできませんが、その人らしい人生を進んでいくことが出来るようにと願いつつ、相談を受けています。これもまた奥の深い仕事だと思っています。
ぐちり庵の仕事と進路相談員の仕事。どちらも真摯に向き合っていこうと思います。

 

2018年1月8日

 平成30年を迎えて、早くも8日がたった。今年の計画を考える間もなく平成30年に突入した感じ。年末年始は、あわただしく過ぎてしまったけれど、やっと落ち着いたなと思っていたら、友人からランチのお誘いが来た。「お弁当買ってくるから、ぐちり庵でランチしよう。」と。
 久しぶりに会う友人と、買ってきてもらった弁当をつつきながら、喋る、話す、語る。子どものことから、最近はまっていることなど。あーだこうだと言いながら、声をあげて笑ったり、プチ悩みなども織り交ぜたりして。
 なんと面白いことに、二人とも今ロックグループにはまっている。「50も過ぎていかんよねー?」「いいんじゃない?自分が愉しくいられるなら。」「そうかなー!?いいかねー!?」「いいんじゃない?だれに迷惑かけているじゃなし。」「そうよねー!」・・・・・延々語って、4時間を過ごした。
 こんな友達と時間は大事だなと思う。ちょっと迷っている時、ふんふんとお互いの話を聴き、ちょっとだけアドバイスをしあう。気持ちを共有でき、一歩前に進めそうな気になり「また明日から、ガンバルかー!!」とお開きにした。
 特に大きな悩みがあったわけではないが、胸のあたりがすっとした。友達ってありがたいなとつくづく思う。

 

2018年新年のごあいさつ

 新年あけましておめでとうございます。
 今年はどんな年にしたいと思い描かれていますか。
 カウンセリングセンターぐちり庵は、今年も皆様の心の健康をサポートさせていただきます。悩むということは、一生懸命生きていることの証です。時には、誰かの力を借りることも大事です。そのような時は、カウンセリングセンターぐちり庵を思い出してください。早く問題を解決し、あなたらしい生き方ができるようお手伝いさせていただきます。
 また今年から、カウンセリングセンターぐちり庵では進路相談を承ります。「これから何をしようかな…」「何をしたらいいのかな…」「今の仕事向いていないんじゃないかな…」「今の生き方でいいのかな…」等考えている方、子どもから大人まで相談対応させていただきます。是非ご活用ください。
平成30年は戌年。「ここ掘れワンワン」で沢山の宝物が見つけられるといいですね。 本年が、皆様にとって愉しく幸せ満載の年でありますようお祈りいたします。


平成30年 元旦
    カウンセリングセンターぐちり庵 
  園田 照子 

2017年12月22日

 4月から、誘いを受けて進路相談員を始めた。対象は、10代後半から50代の大人。転職を考えている若者もいれば、目前に定年退職を控えている人もいる。
相談者の多くは、「自分のしたいこと、がわからない。」「何をしたらいいか・・・・・」と立ち止まっている。「給料はいくらぐらいもらえるのか。」「今の生活が保てるのか。」「自分に何ができるのか。」「どんな仕事が向いているのか。」「そもそも、どんな仕事があるのか。」そんな思いに向き合い、自分の道を見定めてもらう。そこに寄り添うのが、私の仕事。
 日々、一生懸命仕事をしているから、自分の将来を考える余裕などない。残り少なくなる時間の中で、一つでも何かが見つかると、前に進むことができる。自分のやりたいこと、やることに向かっていくことができる。
 本当は、みんな自分の進路を知っていると感じる。だから時々立ち止まって、自分ができていること頑張っていることを確認していくのが良いと思う。今の自分をしっかり見ることができれば、自信が持てて先に進むことができる。
そして、目の前のことも大事だけれど、遠い将来の自分像を思い浮かべながら、人生を進んでいくのも大事だと思う。みんなの相談を受けながら、「私は、行きたい方向を見失っていないか・・・」とふと思う。

2017年11月25日

 ここのところ、寒い日が続いています。あー冬だなと感じます。
熊本の夏はとても暑く、「早く冬になれ!」と思うのだけど、冬になったらなったで「アー早く暖かくならないかな・・・」と思ってしまうのは私だけ?でしょうか。
この一か月の間に、メールホームに数件の名前などの記載事項のないメールが入っています。アドレス等の記載がないので返信の仕様がありません。もし、今、何かで困っている方だったら、苦しい思いをされている方だったら、もう少しのエネルギーを使って記載事項を書いて送信してほしいと思います。私にできることであればお手伝いさせてもらいます。
 わたしにも誰かに話を聴いてもらいたいと思う時期がありました。子育てや仕事の責任が増えだした時。自分の中にある答えがわからなくなったり、もう少し勇気がほしいと思う時、もやもやした気持ちをどうにかしたい時、話を聴いてくれる人を探しました。この人かなと思っても、問い合わせたりするのに時間とエネルギーが必要なのもわかっているつもりです。話を聴いてもらうだけでも、体の力が抜けたのを今でも覚えています。せっかく送信ボタンを押せたのだから、あと少し勇気とエネルギーを出してみませんか。
 私は、56歳の元看護師。どこからどう見てもおばちゃん。超難(長男)と呼ばれる夫一人(あー怒られるなー)、長男(本物の)・長女がいます。ちょっと、おっちょこちょいな面もあります。こんな私でよかったら、ご連絡ください。と心の中で呟きながら、メールチェックしています。

2017年11月5日

  先日の1泊旅行は楽しかった。この仲間とのいろんなイベントは、いつもとても愉しい。メンバーは、昔の職場のOB・OG先輩後輩。現役の頃からのご縁が今まで続いているという、とてもありがたいつながり。
 昔もそうだったけれど、先輩方は優しく時に厳しい。年に2回ぐらいしか会わないけれど、しょっちゅう会っているような感覚で話ができる。時にはバカなことにも付き合ってもらい、みんなで大笑いする。もちろん大事な話も沢山し、しっかり聞いてもらいアドバイスももらう。失敗話しも、「そうかそうか・・・」と聞いてもらえ、悩みなんぞも「ほうほう・・・」と聞いてもらえる。
 家族とか友達とは違う、私にとって特別な存在。家族以外で、私のことを受け入れ認め、応援してくれる大事な存在。本音が出せるありがたいつながり。これからも大事にしていきたい。
 次に会うのは、新年会。新しい年の抱負など熱く語れるよう、自分のやるべきこと、やれることをしっかりやって、日々を過ごしたいと思う。

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2017年10月1日

 進路相談員という仕事を掛け持ちするようになって早半年。少しずつ慣れてきた感じ。
 はじめは、新しい企画で計画立案からと言われ、「え~っ!?」という感じでスタートし、広報が全くなされていないことに気づいた時にはめまいがした。でも、任されてしまった仕事だからと仕方なく重い腰をちょっとだけ挙げた。
 とりあえず近傍にいる担当者一人一人に電話をし、面談を申し込み、担当者の理解を得た。先輩に連れられ、九州沖縄の担当地域への挨拶回りにも行った。初対面で、「4月から、進路相談員が配置されました。ご存知ですか?」と尋ねると、100%の確率で「いいえ。何ですか?何をしてくれるのですか?」と訝しげに聞き返された。表面上はにこにこしながら、「そうですよねー。ご存じないですよねー。大丈夫ですよー。他の皆さんも同じ反応ですから!」と一から説明して回った。
 はじめは、初対面の相手先に気疲れしていたが、一度話をすると何となくお互いのことがわかった気になり、電話などもしやすくなった。
 人間とは不思議なものだ。1回しか会っていないのに、そんな気になるのだ。そう!だから顔を見て話すということが大切なのだ! 相手の顔を見て、気持ちや反応を感じ取りながらコミュニケーションすることが重要なのだ。ということに今更ながら気づいた。

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2017年9月28日

園田のつぶやき

 カウンセリングセンターぐちり庵開設3年目に入り、七城町や菊池方面では、ぐちり庵の名前とスタッフのことも少しは認識されているかなと感じています。
 ぐちり庵の前には、代表がいるときには、赤いスポーツカーが止まっています。それを目印に「いる、いない」の判断をされている方も少なくないようです。「今日はいますよ。お立ち寄りください。」の気持ちで、事務所の前に車を停めているのですが、ぐちり庵の赤い車を見て、「こんな車に乗っているカウンセラーって大丈夫・・・?」と警戒する方もおられるようです。実際、なかなか足を運べずにいらっしゃった方からお聞きしたのは、「行きたいと思っていたけれど赤いスポーツカーに乗っているカウンセラーが気になって、どんな人だろう。大丈夫かな、カウンセリング本当にできるの?となかなか来れなかった。」と開設以来思っておられたということ。そんなある日ぐちり庵の前を通りがかったら、赤い車から降りてきたのはどこにでもいる普通のおばちゃんだとわかり、行ってみようと心が決まったそうです。 「えー!」と思う反面、長い時間悩ませてしまったことを申し訳なく思いました。もしかしたら、そのように思っている方が他にもおられるのかもしれませんね。赤いスポーツカーに乗っている私ですが、皆様のお力になるよう、頑張る所存でございます!!

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2017年8月15日

園田のつぶやき

 9月1日でカウンセリングセンターぐちり庵開業から丸2年たちました。
 2年というのは、あっという間だったなあ…と感じています。無料体験期間7カ月から始めてその後有料化し、「利用者さん来るかな・・・」と、ちょっと心配しながら日々を過ごしていました。有料化してからも、利用者さんが少しずつ来てくれるようになり、やっぱりこの仕事は必要なのだと感じています。
 さて、2学期が始まって、10日ほどがたちました。皆さん、特に子どもたちは毎日楽しく過ごせているかなあ。登下校時の子どもたちの顔を眺めては、「楽しそうにおしゃべりしているな。」とか、「あれ? 皆から少し遅れているな。」「げんきがないな。さては出がけにお母さんにおこられたかな?」「今日も、楽しいことが沢山あるといいね。」と、心の中で話しかけています。
 子どもも大人も自分らしさを発揮して、毎日わくわくしながら過ごしてほしいなと思います。自分らしくないなと感じたり、自分らしさって何?、どうすればわくわくできるの?と思っている人がいたら、ぐちり庵に来てほしいな。一緒に自分らしさを探しましょう。

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2017年8月15日

園田のつぶやき

 今年の夏はひときわ熱い! 夏が終わらないのではないかな・・・・・と思いつつふと見上げると、緑色の栗の実や柿の実が、沢山葉に隠れるように実っています。自然はすごいですね。人間にとっては、毎日同じように感じている暑さの中に季節の移ろいを敏感に感じながら、着実に次への支度をしているんだなー。と思わず感心していました。私はというとどうでしょう。暑い暑いと目の前の暑さに気を取られ、何時まで続くんだー!と怒りながら、日々を過ごしています。ちゃんとしっかりと、周りの環境を受け入れて次への備えをしなくてはと思うこのごろです。

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2017年6月27日

園田のつぶやき

 今年の梅雨は、空梅雨です。雨が降りすぎても困るけれど、梅雨なのに雨が少ないのも少し気が抜けます。梅雨のジメジメや、際限なく降る雨は嫌いなくせに。梅雨なのに天気が良いと、「暑い」「なんで雨、降らんと?」と文句を言いたくなります。何となく腹立たしさをおぼえます。
人間て、なんて自分勝手にものごとをとらえたり、考えたりするのだろうと思います。自然相手に文句を言っても仕方ないのに。自分を取り巻く環境を、何故素直に受け入れないのだろう。自分の予想と違うと、ああだ、こうだと言いたくなるのは、現状を見ているようで見ていないからじゃないかなと思います。
人間は自分勝手な生き物です。自分の物差しでしか、周りを見ることができません。だから、他の人の感性や考えに違和感を持ったりするのでしょう。自分の物差しは必要です。また自分の周りに起こっている事実をちゃんと見ることも必要です。この二つがうまくいけば、私の文句も減るのではないかと思います。
もうすぐ七月。現実をちゃんと受け止め、自分の物差しで正しく判断し、今年の後半を過ごしていこうっと。

2017年6月12日

園田のひとり言

 あっという間に一年の半分が終わってしまいそうです。予想通りと言えば予想通りだけれど、すべてが計画通りかというとそうでもない。今年の大きな変化は、二つの仕事を掛け持ちしていること。自分が決めたことだけれど、いざ始めると結構大変。思わぬことが山積!自分の人生の目標を見失わないようにしないと、仕事に振り回されてしまいそう。今年もあと半分。「ここら辺で、自分の人生目標を今一度点検しないとなあ・・・・・」と思う今日この頃です。

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2017年5月28日

園田のつぶやき

新しい仕事が始まり、あたふたしているうちに日々が過ぎていました。土日も仕事があったり、研修に行ったりで、気づくと5月も半ばすぎ!!「アー、今年も柿の花見つけそこなったー!!」と思っていたら、見つけました。庭の「元山」という種類の柿の花。ダメかなーと思って葉っぱの間をのぞいてみたら、小さい花が沢山咲いていました。花の根元が膨らみ、柿の実になり始めているものも沢山ありました。こんなに可愛い花がたくさん咲いていたのに、ずーっと気づかずに来たなんて。なんともったいない日々の過ごし方をしていたのだ、と反省しました。
 この庭の柿木、20年近く前に実家の父が植えてくれたものでした。実のなる木がある方が良いと言って。
 その父のことで、最近思い出すことがあります。父は数年前に亡くなりました。その2年ほど前のことです。良く婚家に遊びに来ていた父が、ある時から、自分の父への思いを語るようになったのです。それまでは、「じいちゃんはすごい人だった。」としか言っていなかったのに、「爺さんは、俺を認めてくれんだった。」「俺は、あんなに頑張ったのに。」「家のためにしたのに。」と、それまでとは違う発言をするようになったのです。
 私はそれまで父を見ていて、人は年を取ると、辛かったことも、苦しかったこともいい思い出に変えていくのだなと思っていました。だからそんな父に驚きを覚えました。そしてその時は、ただただ「そうね。そうだったんだね。」「大変だったんだね。」「悔しかったね。」「辛かったね。」と言いながらひたすら話を聴きました。
 今思うと父は、自分の人生を生きることを諦めて生きてきたのかもしれません。「農家の三男坊だから仕方ない……」「家のために犠牲を払うのは当たり前……」「言っても仕方がない……」と。
 もっと早く気付いていたら、諦めや、怒りや、悲しみのトラウマ感情を持ち越さずにあの世に行けたかもしれません。
 ガンザンの花を見ながらそんなことを思いました。

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2017年4月25日

園田のつぶやき

ゴールデンウィークが間近になりました。
ふと気づくと、季節はすっかり初夏の装いです。
桜の木は桜色から新緑の輝きに変わり、足元を見ると蓮華の花絨毯!
吹く風に初夏の爽やかさを感じ、やっぱり日本人で良かったー!と、思ってしまいます。
此れからまだまだ色んな花が咲きますが、私には今年こそ見たい花があります。
それは、柿の花です。毎年今ごろになると、「今年こそ見てやる!」と思うのですが、 いつの間にか柿の実がついていて…… 庭にも柿の木はあるのですが 、まだ一度も見たことがありません。どれだけ日々慌ただしく過ごしているのでしょうね。
次回は、このページに柿の花を公開したいと思います。お楽しみに。
柿の花の情報をお持ちの方、情報提供お願い致します。

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2017年4月17日

ぐちり庵塾開催のご案内

春だな~!
桜の花が風にはらはらと枚散るのを見ると、なんとも言えない気持ちになります。
風に桜の薫りが漂うと、あー、日本人に生まれて良かった~!と素直に思います。
皆さんは、桜の花から何を感じているのかな?
限られたこの季節。もうしばらく楽しみます。

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2017年4月1日

ぐちり庵塾開催のご案内

ぐちり庵発行の小冊子第二弾!
人生曇りのち晴れ 時々雨 だから愉しい(闘病編) 公開!
昨年末に作成しました闘病時のエピソード集です。
カウンセリングをすることによって比較的穏やかに病気に対応することができました。決して重く受け止めずに、笑えるところは多いに笑って読んでください。
ホームページではトピックスページをご覧ください。
冊子はぐちり庵にありますので、お気軽に連絡ください。

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2017年3月15日

ぐちり庵塾開催のご案内

 3月34月は、色々と動きのある時期です。ぐちり庵にも、変化があります。
 カウンセリング対応時間が、変わります。4月は下記の予定です。 利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。

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2017年3月7日

ぐちり庵塾開催のご案内

 3月に入りました。菊池川の河川敷の菜の花の数が、目に見えて増えてきました。色鮮やかな黄色い花が、七城町を覆い尽くす勢いです。
 先日、ご近所にチラシを配りました。何気なく北の空を見上げると「大鷲?発見!?」「ええー?」と立ち尽くしているとブブーンと音が聞こえ始めました。エンジン付きのパラグライダー(モーターパラグライダーというらしい)が1基、優雅に菊池川上空付近を飛んでいました。子どもの頃のわくわく感が抑えられず、思いっきり手を振りましたが、地上の私に気づくことなく西の方へ飛んでいきました。あー、春だなーとうれしくなりました。それから間もなく今度は4基のモーターパラグライダーが、東の空からやってきて、私の頭上を飛んでいきます。これまた子供に帰った気分で、両手を広げて手を振りました。
園田照子56歳、春の日の出来事でした。

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2017年2月20日

ぐちり庵塾開催のご案内

 寒波が去った後、日中はポカポカと温かくなりました。菊池川の土手の小さな菜の花や梅の花が待っていましたとばかりに咲きだしています。庭の梅も咲き始め、目白(めじろ)や鵯(ひよどり)が蜜を吸いに来て、春が来たよと教えてくれました。自然はすごいなと思います。どんなに寒くても、春への準備をちゃんと進めていて、時期が来たら芽を出し花を咲かせて。誰が教えたのだろうと、毎年不思議に感じます。あと1カ月もすれば、桜の花も咲くのだな・・・・・
 さて、先日このコーナーに載せた、事務長のダイエットどうなったかな?
 3日ぶりに会ったら、あれ?ちょっと成長した?聞くと、食事制限が守れず、1kg戻ってしまったとか。あらららら、これでは、ダイエットチャレンジャーのお手本にならないわー!!原因は、「これぐらい、いいよ・・・・・」と思う気持ちだそうです。多くの場合、この「これぐらい」が、後戻りの大きな原因です。近いうちにカウンセリングで、この気持ち処理しましょうね。ここから仕切りなおしていかなくては!

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2017年2月5日

 まだまだ寒い日が続いています。あまりの寒さに観葉植物が凍り付いてしまいそうです。ぐちり庵には、開設時等に頂いた観葉植物とパイナップルが合わせて13鉢あります。
冬の初めごろから、寒さに負けそうな感じがあったので、カウンセリングルームで保護することにしました。仕事中は、定位置に配置し、仕事が終わった後、カウンセリングルームに保温用にシートを広げ、テーブルの上に11鉢の観葉植物とパイナップルを移動させます。ものの3分で温室に早変わり!夜明けごろに気温が下がるので、電気ポットをテーブルの下に入れ、暖がとれるようにしています。朝、出勤し事務室に入ると寒さを感じますが、カウンセリングルームはほんわか。室温を見ると、14~16度となかなかの保温状態です。枯れるのではないかと心配していたパイナップルが、一番の生育ぶりを見せています。
 さて先日このコーナーに載せた、禁煙とダイエットを、カウンセリングでサポートしたいという話。事務長と喧々囂々やりあって(?)、スタートすることになりました。
3月1日頃、チラシ等でお知らせできると思います。事務長が、去年の実績に自信を持ったのか、一足先にチャレンジを始めています。2月1日をスタート日とし、本日5日目*体重-1kg。腹囲-4cm。定期的に報告しますね。

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2017年1月17日

 今年は、どのような形で皆様にカウンセリングを体感してもらおうかと、無い知恵絞っています。
身近なことで考え、自分の経験を振り返り浮かんだことは、禁煙とダイエットのこと。禁煙を試みてもなかなかうまくいかない同僚や患者さん、ダイエットしようとしても減らない体重と戦った過去の私のことです。
何か行動や習慣を変えようとすると、そこには抵抗感が生まれます。やろうと決めたことに邪魔する気持ちが沸き起こり、せっかくの行動を鈍らせます。そして目標が達成できずに、チャレンジが終わってしまいます。
禁煙やダイエットがうまく勧められなかった人に、カウンセリングでサポートし目標達成してもらいたいと考え中です。具体的な案ができ次第、お知らせします。
ダイエットしたい方、うちの事務長もカウンセリングを定期的にしながら、1年で12キロの減量に成功しましたので、お楽しみに!!
また、2月の3日~5日、今年度最後の事務所見学会を開催します。毎日、
・午前10時~11時 子育てについて 
・午後1時~2時 人間関係について
フリートーク会を行います。こちらもお楽しみに!

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